ニュース

Z世代は「カメラ」を資産として考えているのか?

メルカリ「世代別の消費行動と資産認識」より

「世代別の消費行動と資産認識」に関する調査より

メルカリ総合研究所は、18歳から69歳の1,030名を対象にした「世代別の消費行動・資産認識」調査の結果を発表した。Z世代とそれ以外における、現金化や資産価値などへの認識差が現れた内容となっている。

なかでも興味深いのが、「保有・利用をしていると想定し、資産として認識できるモノとして当てはまるモノをお答えください」という質問への回答。どのようなモノが資産として認識できるのか? という質問だ。

上位に名を連ねたのが「金融商品」「ゴールド・宝石」「不動産」など、一般的に資産価値が高いとされる項目。いずれもZ世代とそれ以外の世代において、資産として認識する割合の差が見られる。特に「暗号資産」「靴・スニーカー」「アクセサリー」などについては、Z世代の方が資産として位置づける割合が高く、逆に「金融商品」「不動産」「時計」などは、Z世代以外からの資産認識が高い。

選択項目のひとつ「カメラ・機材」については、Z世代の10.7%が資産として認識していると回答。対してZ世代以外での認識率は11.1%。Z世代からの資産認識が若干少ないものの、ほぼ拮抗した結果となった。世代を問わず、カメラが資産のひとつとして捉えられていることがわかる。

本誌:折本幸治