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鉄道コンセプトのホテル客室「富士急行線ルーム」、7月7日(金)に予約開始

1000系・1202号編成の部品を再利用 実物の運転台も

ハイランドリゾート ホテル&スパ(富士急グループ)は、「富士急行線ルーム」を7月29日にオープンする。実際の富士急行線の車両で使用された部品を再利用したという客室。予約開始は7月7日(金)12時00分より。

1994年から富士急行線で運行され、2020年10月に引退した「1000系・1202号編成」の部品を再利用。さらに“鉄道BIG4”として知られる南田裕介氏が監修、鉄道ファンの好奇心を刺激する仕掛けをふんだんに盛り込んだという。

利用者は実際に使用されていた荷物棚、車窓、つり革に出迎えられ、その後、車両同士を連結する「ホロ」「渡り板」を通りつつ客室エリアへ。

客室内では先頭車両の「顔」を再現したという造作と対面。その後ろには実物の運転台をはじめ、椅子、乗務員扉、車内放送装置が設置されている。さらに運転台から望めるモニターには、富士急行線の前面展望動画が流れる趣向だ。

その他、融雪剤(25kg袋)のデザインを再現したクッションや、勾配標などが配置されている。

特典としてダイヤグラム(富士急行株式会社の前身、富士山麓電気鉄道株式会社で実際に使用されていたもののレプリカ)、白手袋、記念硬券乗車証などが付属する。冷蔵庫、トイレ、バスあり。禁煙室のみ。

ルーム名

富士急行線ルーム

オープン日

7月29日(土)

予約開始日時

7月7日(金)12時00分

定員

1〜3名

客室面積

36平方m

ベッドサイズ

120×200cm

宿泊者限定ノベルティ(1名あたり)

  1. ルームカードキーレプリカ
  2. 古のダイヤグラム(レプリカ)※富士山麓電気鉄道株式会社で使用されていたもの
  3. アメニティポーチ
  4. 白手袋
  5. キャップオープナー
  6. フェイスタオル
  7. プラスチックコップ
  8. 記念硬券乗車証

予約方法

公式ページでのみ受け付ける

本誌:折本幸治