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富士フイルム、GFX/X用のスマホ・タブレット用アプリ「FUJIFILM XApp」

富士フイルム株式会社は、スマートフォンおよびタブレット用アプリ「FUJIFILM XApp」を5月25日に公開した。対応OSはiOS13〜16、Android11〜13。

同社「GFX/Xシリーズ」専用の転送・操作アプリ。従来アプリ「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信の安定性強化と高速化を実現。接続時の操作が一本化され、初回接続を除くすべての通信操作がスマートフォンおよびタブレット端末上で完結するようになった。

対応機種は「GFX100S」「GFX50S II」「X-H2S」「X-H2」「X-Pro3」「X-T5」「X-T4」「X-T3」「X-T30 II」「X-T30」「X-S20」「X-S10」「X-E4」「X100V」。アプリを利用する場合は「X-S20」を除き、5月24日に公開された各カメラの最新バージョンに更新する必要がある。

従来の画像転送やリモート撮影に加えて、カメラの設定保存や転送した撮影情報が時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、最新ファームウェアの通知機能などを用意。また「画像転送予約機能」では、再生モードや電源OFF時に限らず撮影時でも自動転送が可能になった。

撮影メニューやセットアップメニューなどカメラ内設定を保存・読み込みできる「設定保存読込機能」を新たに搭載。被写体や撮影シーンに応じた設定をアプリ内で管理できるほか、同一機種に限り設定データを転送できるため、複数台のカメラを用いた撮影の際に効率化ができるという。なお、ネットワーク設定やカスタムホワイトバランス設定は保存できない。

また新設された「タイムライン機能」は、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置など、一日の撮影情報を“写真日記”として楽しめる機能で、タイトルやメモなどを書き足せる。そのほか撮影枚数やフィルムシミュレーションの回数などが表示される「アクティビティ機能」も加わった。

タイムライン機能
アクティビティ機能
本誌:佐藤拓