ニュース

本体色“メタリックウォームグレー”の「RICOH GR III Diary Edition」が単体で発売

RICOH GR III Diary Edition

リコーイメージング株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」の塗装を変更した「RICOH GR III Diary Edition」を4月21日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は12万円台後半(税込)。

全世界2,000台の限定品「RICOH GR III Diary Edition Special Limited Kit」(1月20日発売)から、本革フィンガーストラップ、メタルホットシューカバー、専用帆布ケースを省略した製品。ナチュラルシルバーカラーのリングキャップは引き続き付属する。

同梱品の省略以外は「RICOH GR III Diary Edition Special Limited Kit」と共通。

本体色はメタリックウォームグレー。同社では「カメラとしての主張を抑える日常に溶け込みやすい温かみのある色」「信頼感や品質感のあるメタリックと表面のテクスチャー」といった特徴を挙げており、さらに指が滑りにくいという実用的な面も強調している。グリップの色にはオリジナルと異なるダークブラウンを採用。

1月20日に公開された最新ファームウェアに準拠し、最新のイメージコントロール「ネガフィルム調」が利用できる。電源OFF前に表示される画面の変更も可能で、「その日の撮影枚数」、もしくは「総撮影枚数とFWバージョンの表示」が選べる。

なお、電源OFF時には、Diary Editionの世界観に合わせたという特別な終了画面が表示される。具体的にはファブリック(繊維)系のテクスチャーとカメラ本体色のイメージを融合させた背景に、型押し加工風の専用ロゴがあしらわれたものになる。

「RICOH GR III」は、APS-Cサイズ相当の有効約2,424万画素CMOSイメージセンサーを採用するコンパクトデジタルカメラ。35mm判換算で28mm相当F2.8の「GRレンズ」を採用する。3軸・4段の手ぶれ補正機構「SR」も搭載。発売は2019年3月。2021年10月にはレンズを40mm相当にした「GR IIIx」も追加されている。

本誌:折本幸治