ニュース

RICOH GR III/IIIxの機能拡張ファームウェアが公開。モードメモリ設定や電子水準器のデザインを追加

リコーイメージングは7月26日、コンパクトカメラ「RICOH GR III」「RICOH GR IIIx」の最新ファームウェアを公開した。

バージョン番号はGR IIIがバージョン1.80、GR IIIxがバージョン1.30。機能拡張および変更の内容は2機種で共通している。


    【機能拡張内容】
  • カスタマイズ設定 - 操作カスタマイズ に、「モードメモリ」項目を追加しました。
    ISO感度設定や露出補正などの22項目で、電源オフ時に「電源オフ直前の設定を記憶させておく」もしくは「デフォルトに戻す」を選択出来るようにしました。
    選択項目右側のチェックボックスに「レ点」が入っている項目は、次回電源オン時に電源オフ直前の設定で起動します。
    次回電源オン時の設定をデフォルトで起動させる場合は、[ADJ]を押してチェックボックスの「レ点」を外します。
  • カスタマイズ設定 - 操作カスタマイズ - Fnボタン設定 の「動画/無線ボタン長押し」で、選択可能な項目が2項目から32項目になりました。
  • 画像再生モードで、拡大縮小操作のピンチイン(縮小)側に表示方式を1段階追加し、撮影日ごとの画像を選択できる機能を追加しました。
  • カスタマイズ設定 - 表示カスタマイズ に、「電子水準器のデザイン」を2種類追加しました。
    「Type1」「Type2」「Type3」の3種類から選択いただけます。
  • スナップ距離に「0.3m」を追加しました。
    スナップ撮影距離優先モードでは「0.3m」を選択できるようになり、近接撮影も可能になりました。
    ※DOF(1~3)の設定に関わらず、絞り値はF16固定になります。
    ※ 機能拡張の詳細はこちら

    【変更内容】
  • 全体的な動作の安定性を向上しました。
  • 簡体字のフォントを更新しました。
    ※ RICOH GR III Street EditionおよびRICOH GR III Diary Editionでファームアップしてもオリジナル終了画面は残ります。

RICOH GR IIIファームウェア バージョン1.80

本誌:鈴木誠