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2023年桜の開花、東京が3月15日頃で一番乗り。日本気象株式会社の第7回予想

日本気象株式会社のWebサイトより(以下同)

日本気象株式会社は3月9日、2023年桜の開花・満開予想(第7回)を発表した。

東日本は「平年より早い」または「かなり早い」、西日本は「平年並み」か「平年より早い」開花

全国で最も早い開花予想は東京の3月15日頃(満開は3月22日)。続いて横浜で3月17日頃に開花する予想。3月19日以降、東日本・西日本の多くの地点で続々と開花する予想となっている。

今シーズンは全国的に休眠打破の遅れが見られたが、春先にかけて平年より高めの気温が予想されるため、北日本・東日本では花芽が順調に成長し平年より早い、もしくはかなり早い開花と予想。西日本でも休眠打破の遅れを取り戻して平年並みか平年より早い開花と予想している。

前回の発表時からさらに開花予想が1~2日程度早くなっているのは、3月中旬の気温が前回の予想よりも高くなったためという。

なお、その他の地域は、高知・福岡が3月19日頃、名古屋が3月20日頃、京都・和歌山・広島が3月22日頃、大阪が3月23日頃、金沢が3月27日頃、鹿児島が3月28日頃、長野が4月1日頃、青森が4月13日頃、札幌が4月26日頃の開花予想となっている。

同社は、北海道から鹿児島まで約1,000か所のソメイヨシノについて開花・満開予想を実施。お天気総合サイト「お天気ナビゲータ」ですべての地点の開花・満開予想日や、桜の生長過程がわかる開花メーターを公開している。次回の開花・満開予想は3月16日に発表予定。

本誌:宮本義朗