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ニコン Z 9に最新ファームウェア。AF関連の不具合修正など
2022年12月20日 17:13
ニコンは12月20日、ミラーレスカメラ「Z 9」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.3.01。
なお、今回のバージョンアップの所要時間は約6分とアナウンスされている。中でもC:Ver.2.00以前からアップデートする場合は、最初の表示が出るまでに約2分かかるが、バージョンアップが終了するまでカメラの電源をオフにしないよう案内している。
C:Ver.3.01の変更内容(引用)
・リモートグリップMC-N10を使用した際に、10ピンターミナル経由で接続したカメラと連動レリーズができるようになりました。
・フォーカスモードをAF-C にして、[AFエリアモード]を[ワイドエリアAF(S)]、[ワイドエリアAF(L)]、[ワイドエリアAF(C1)]、[ワイドエリアAF(C2)]に設定した際のオートフォーカスの追従性を改善しました。
・以下の不具合を修正しました。
- 以下の設定にした際にオートフォーカスを行うと、検出した被写体にピントが合わないことがある。
▸ [AFエリアモード]を、[ワイドエリアAF(S)]、[ワイドエリアAF(L)]、[ワイドエリアAF(C1)]、[ワイドエリアAF(C2)]のいずれかに設定
▸ [AF時の被写体検出設定]を[しない]以外に設定
▸ フォーカスポイントの外側で被写体検出をしている場合
- 以下の設定にした際にカスタムボタンを押してオートフォーカスを行うと、意図した被写体を追尾しなかったり、ピントが合わないことがある。
▸ フォーカスモード:AF-C
▸ f2[カスタムボタンの機能(撮影)]で、任意のボタンに[AFエリアモード]、[AFエリアモード+AF-ON]、[撮影機能の呼び出し]、[撮影機能の呼び出し(ホールド)]のいずれかを選択し、その設定内の[AFエリアーモード]を[3D-トラッキング]に設定
- 以下の設定にした際に、撮影直後にカスタムボタンを押す、またはカスタムボタンを押した直後に撮影すると、まれにカメラが操作を受け付けなくなる。
▸ [AFエリアモード]を、[ピンポイントAF]または[シングルポイントAF]に設定
▸ f2[カスタムボタンの機能(撮影)]で、任意のボタンに[AFエリアモード]、[AFエリアモード+AF-ON]、[撮影機能の呼び出し]、[撮影機能の呼び出し(ホールド)]のいずれかを選択
-FTPサーバー接続時にFTPエラーが発生することがある。
- 一部のFTPサーバーで画像送信を行っても、送信中のままとなり画像送信が完了しない。
- [マイメニュー]または[最近設定した項目]にd14[撮影タイミング表示]を含む場合、その項目を選択できず、また[マイメニュー]の[登録項目の削除]が実行できない場合がある。