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「FUJIFILM X-T5」が初登場1位を獲得。Map Camera11月ランキング

中古部門の首位は「EOS R6」

シュッピン株式会社は12月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年11月1日~11月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

富士フイルム X-T5

1位:富士フイルム X-T5
2位:ソニー α7R V
3位:ニコン Z 9
4位:富士フイルム X-H2
5位:ソニー α7 IV
6位:ソニー VLOGCAM ZV-E10
7位:ニコン Z 5
8位:ソニー FX30
8位:富士フイルム X-S10
10位:キヤノン EOS R7

新品部門で1位を獲得したのは、11月25日発売の富士フイルム「X-T5」。同社では11月18日の予約開始から大きな反響があり、現在ではお取り寄せ状態になっているという。先月のランキングで1位だった「X-H2」は4位にランクイン。買い替え希望のユーザーが多く、ボディ単体に人気が集まっているという。富士フイルムはこのほか「X-S10」が8位に位置しており、計3機種のランクインとなった。

2位はソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7R V」。1位のX-T5と同じく11月25日発売だったが、販売数は大きく引き離されたという。ソニーはこのほか、5位に「α7 IV」、6位に「VLOGCAM ZV-E10」、8位に「FX30」と計4機種がランクインしている。

ニコンのフルサイズミラーレス機「Z 9」が3位を獲得した。販売数で4位以下を大きく引き離したが、2位のα7R IVからは3倍近く差がついたという。同社ではまだ品薄状態が続いているが、以前よりは安定した入荷があるとしている。ニコンは、同じくフルサイズ機の「Z 5」が7位にランクイン。同ランキングには久々の登場となったが、1月10日まで開催中のメーカーキャッシュバックキャンペーンの影響と同社は分析している。

キヤノンのAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R7」が10位にランクイン。先月のランキングまでは複数機種がランクインしていたキヤノン機だが今月はこの1機種のみにとどまった。11月4日からの価格改定が響いているようだと同社はコメントしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

キヤノン EOS R6

1位:キヤノン EOS R6
2位:ソニー α7 IV
3位:ソニー α7R IV
4位:ソニー α7 III
4位:富士フイルム X-S10
6位:ソニー α7C
7位:富士フイルム X-T4
8位:ソニー VLOGCAM ZV-1
9位:キヤノン EOS 5D Mark IV
10位:ソニー α7R III

中古部門の1位はキヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6」。前回9位から大きく順位を上げた。キヤノンはこのほか、今回唯一の一眼レフカメラとなった「EOS 5D Mark IV」が9位にランクイン。前回2位だった「EOS R5」はランク外の14位に順位を落としている。

ソニーから計6機種がランクイン。前回1位だった「α7C」は6位まで順位を落としたが、小型軽量な点が評価されており、同社では女性や軽いレンズとの組み合わせでカメラを探しているユーザーに選ばれているという。8位の「VLOGCAM ZV-1」は、同VLOGCAMシリーズの「ZV-E10」がメーカーからの供給不足が続いている影響で、同機に注目が集まったと同社は分析している。

富士フイルムからは、「X-S10」(同4位)、「X-T4」(7位)の2機種がランクインした。

本誌:宮本義朗