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パナソニック、マイクロフォーサーズ用“12-35mm F2.8”をLEICA DGレンズにリニューアル。2月発売

パナソニックは、マイクロフォーサーズ用レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm / F2.8 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-ES12035)を2023年2月16日に発売する。希望小売価格は税込11万5,500円。

2017年2月発売の「LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.」(H-HSA12035。税込13万900円)を置き換えるという製品。小型軽量かつ開放F値F2.8固定の大口径ズームという点を特徴としている。画角は35mm判換算24-70mm相当。手ブレ補正機構を内蔵している。鏡筒は防塵防滴・耐低温仕様。

ライカの光学基準をクリアし、開放F2.8のレンズに与えられる「ELMARIT」(エルマリート)の名を冠している。美しいボケ味や、口径食を抑えた玉ボケ表現を楽しめるという。反射防止のナノサーフェスコーティングや、鏡筒内部への遮光部材の追加で、ゴーストやフレアも抑えた。

動画撮影への対応としては、フォーカスブリージングの抑制、フォーカスリング操作に対する「リニア方式」「ノンリニア方式」の用意、絞りのマイクロステップ制御などがある。

レンズ構成は9群14枚(非球面レンズ4枚、UEDレンズ1枚、UHRレンズ1枚を含む)。最短撮影距離は0.15m〜0.25m(広角〜望遠)。最大撮影倍率は0.21倍(広角端)。絞り羽根は7枚(円形虹彩絞り)。

最大径×長さは67.6×約73.8mm。質量は約306g。フィルター径は58mm。

現在のLUMIX Gレンズラインナップにおいて、F1.7シリーズ(10-25mm/25-50mm)とF2.8-4シリーズ(12-60mmなど)の中間に位置付けられる。

LUMIX GH6への装着イメージ
本誌:鈴木誠