ニュース

「Premiere Pro」が動画クリエイターの編集アプリ使用率1位に。AdobeとUUUMが共同調査

アドビ株式会社は12月7日、UUUM株式会社と共同で実施した動画クリエイター対象の動画編集に関する調査結果を発表。同社の動画編集アプリ「Adobe Premiere Pro」(以下、Premiere Pro)が、動画編集時に使用する主なアプリのシェア1位を獲得したという。

本調査は、UUUMが運営する動画クリエイター向けWebサイト「CREAS(クリアス)」に登録しているクリエイターを対象に実施。動画編集をする際にメインで使用するアプリやその使用年数、投稿頻度や動画の長さ、ジャンルなど、動画編集の動向を調査。そこから得た計381件(男性259名、女性115名、回答なし7名)の回答を集計・分析している。調査期間は2022年8月31日~9月14日。

なお、今回の調査データは、それぞれの設問においてトップ5となるアプリについての回答を抽出し分析している。

特に若年層に人気に

主に使用している動画編集アプリの調査では、Premiere Proが22.6%で1位となった。2位のアプリは11.1%となっており、2倍以上の差となっている。年代別で見ると、とくに18歳以下における使用率が、他のアプリとの比較において非常に高くなった。

使用満足度に関する調査では、同アプリについて「とても満足している」と回答した人が38.4%で最も高かった。同アプリを選ぶ理由については、「機能が充実している」(82.6%)が一番多かった。

動画編集歴の長さ別に、使用している編集アプリの使用比率を調査。編集歴が長くなるほど、Premiere Proの使用比率が高くなっており、特に5年以上の中では3割を超える結果となった。同社はこの結果について、「経験を積んだプロフェッショナルなクリエイターにAdobe Premiere Proが愛用されている」と評価した。

本誌:宮本義朗