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フォクトレンダー、小型・高性能の大口径準広角「NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Aspherical」
ライカ用VMマウント 最短0.5m
2022年10月14日 19:13
株式会社コシナは、フォクトレンダーの「NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Aspherical」を11月に発売する。鏡筒デザインのバリエーションは3種類。希望小売価格はType Iが税込12万1,000円、Type II(ブラック/シルバー)が税込13万2,000円。
ライカMマウントのレンジファインダーカメラに対応するVMマウントの交換レンズ。コンパクトなサイズ感、優秀な光学性能、大口径の3要素を併せ持つ大口径準広角レンズとしている。開放F2を超える大口径ながら、フィルター径をライカ用レンズで標準的な39mmに抑えている点もポイント。
外観は、1970年代をモチーフにしたモダン・クラシックなデザインだという。Type Iはアルミ外装で188g、Type IIは真鍮外装にシルバークローム/ブラックペイントを施したもので284g。別売のレンズフード「LH-4N」と「LH-12」に対応する。
レンズ構成は6群9枚。両面非球面レンズ2枚も採用し、開放から優秀な光学性能を発揮するとしている。絞り羽根は12枚。最短撮影距離は0.5m(距離計連動は0.7mまで)。最大径×全長は53.0×36.0mm。
フォクトレンダーのVMマウントにおける35mmレンズラインナップは5種類となり、本レンズはその中でも総合的なバランスを追求した“新定番のレンズのあり方”を追求したという。