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1型センサー搭載スマホ「AQUOS R7」が更新。夜景・料理の画質、AF安定性など改善

シャープは、1型センサーを搭載したスマートフォン「AQUOS R7」(ドコモ版/ソフトバンク版)のソフトウェアアップデートを9月20日より順次公開した。

ドコモ版およびソフトバンク版で更新内容は共通。カメラ機能のほか、Bluetooth接続時の音声通話で音が途切れる場合がある現象、暗い場所での操作時に画面がチラつく場合がある現象を改善。このほかセキュリティの更新も含まれている。

カメラ機能の改善

カメラの画質において、従来版よりさらに細かくシーンや被写体ごとに最適化した。夜景撮影時や料理撮影、HDR撮影の画質を改善したほか、AFの安定性やズーム時の解像感を向上。また、動画撮影においても暗所での色再現性や手ブレ補正効果を改善した。

カメラ機能の更新内容は以下の通り(引用)。なおシャープのWebページには、アップデート前後の比較サンプル写真も掲載されている。

夜景撮影の画質改善
・夜景撮影において、まれに写真全体が赤味がかる場合があり改善しました。
・照明など明るさが強調されるケースがあり、周辺の明るさに合わせて自然な明暗となるよう改善しました。

料理撮影の画質改善
・料理シーンにおける色再現性を向上しました。
・料理によって彩度やコントラストが強調されるケースがあり、改善しました。

HDR撮影の画質改善
・風景撮影において、コントラストと露出を調整し、被写体の質感を向上しました。

オートフォーカスの安定性改善
・暗所で逆光となるシーンの撮影において、オートフォーカス機能の安定性を向上しました。

ズーム時の解像感の改善
・写真のズーム撮影において、被写体の細部の描写を改善し、解像感を向上しました。

ビデオ撮影の改善
・暗所でビデオ撮影した時の色再現性を向上しました。
・シーンや被写体によって、まれに露出が合わないケースがあり改善しました。
・手ブレ補正の効果を改善しました。

その他のカメラ動作改善
・マニュアル写真撮影で「RAW保存(マニュアル写真)」の設定が有効の場合に、保存されるRAW画像データの色の忠実性を向上しました。

本誌:宮本義朗