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SILKYPIX Developer Studio Pro11/11の最新版が公開。「EOS R7」「Z 30」に対応

市川ソフトラボラトリーは9月20日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro11/11」の最新版を公開した。バージョン番号はPro11がVer.11.0.6.0、11がVer.11.1.6.0。

更新内容はPro11と11で共通。キヤノンの「EOS R7」やニコンの「Z 30」への対応が含まれている。

更新内容は以下のとおり(引用)。

更新内容(Pro11/11共通、Windows/macOS共通)

・Canon EOS R7への対応 ※1 ※2

・Nikon Z 30への対応

・Canon EOS R5のホワイトバランス「太陽光」で撮影されたRAWを開いた際、ホワイトバランスの色温度が適切に設定されないことがある問題を修正しました。 ※3 ※4

・Canon EOS R3で撮影されたRAWを開いた際、ダイナミックデフォルトによるシャープ、ノイズリダクション等の初期値がISO感度ごとに変更されない問題を修正しました。 ※3

・Pentax K-3 Mark IIIで撮影されたDNG形式のRAWを開いた際の明るさを調整しました。 ※3

・Apple ProRAWに対してHDR/覆い焼き・焼き込み/ハイライト/シャドーとホワイトバランスを同時に調整した際、1コマ現像やバッチ現像がおこなえない問題を修正しました。

・Fujifilm GFX50S II, GFX100, GFX100SのRAWに対して、選択可能なフィルム シミュレーションの一覧に「ノスタルジックネガ」が存在しない問題を修正しました。

・JPEGおよびTIFF画像に対してホワイトバランス「Auto(自然)」とホワイトバランス微調整を同時に適用した際、調整結果がプレビューおよび現像結果に正しく反映されない問題を修正しました。

・その他いくつかの細かな問題を修正しました。

※1 多重露出で撮影したRAWに対してホワイトバランスを調整した際、ハイライト部の色再現が正しくおこなえない場合があります。
※2 HEIF(HIF)形式には対応しておりません。
※3 この修正を反映させるには、[ヘルプ]-[トラブル・シューティング]-[一時ファイルの削除] を実行する必要があります。
※4 ホワイトバランス「太陽光」以外で撮影されたRAWにおいても、本問題の修正前後で色温度の初期値が多少変化することがあります。

更新内容(macOS版のみ)

・表示設定ダイアログのプレビュー表示形式で「簡易現像結果のみを高速に表示する」を設定した際、プレビューの現像処理が終了しない問題を修正しました。

本誌:宮本義朗