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タムロン、同社初のニコンZ用レンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD」開発発表

35mmフルサイズ対応の望遠ズーム

株式会社タムロンは8月30日、交換レンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD(Model A047)」のニコンZマウント用を開発発表した。2022年秋に発売するとしている。価格は未定。

35mmフルサイズに対応する望遠ズームレンズ。同社初の「ニコンZマウントシステム」対応レンズとしている。同じスペックの製品は、2020年10月にソニーEマウント用が発売済み。

同レンズは、手軽に望遠撮影を楽しめることをコンセプトとし、小型軽量と高画質を目指した製品(長さ150.3mm、最大径77mm、質量580g)。風景、スポーツ、鉄道、航空機のみならず、ポートレートやスナップといった身近な被写体でも望遠撮影を楽しめるとしている。

AF駆動はステッピングモーターユニットRXD(Rapid eXtra-silent stepping Drive)。レンズ構成は10群15枚。望遠レンズで発生しやすい軸上色収差をはじめとした諸収差を抑制し、特に望遠端の300mmでは画面中心から隅々まで高い解像性能を発揮するという。反射防止のBBARコーティングも施した。

鏡筒は可動部や接合部などにシーリングを施し、簡易防滴構造としている。専用ソフト「TAMRON Lens Utility」を使用するとPCからのファームウェア更新が行える。

本誌:鈴木誠