よしみカメラ、ボディ内部に装着するフィルターに「α7 IV」用を追加。ND、光害カットなど

よしみカメラは6月21日、STC社のクリップフィルターに、ソニーの「α7 IV」用を追加して発売した。保護フィルターやNDフィルター、赤外線カットフィルターなどを用意。同社直販サイトでの販売価格は税込1万3,800～4万4,800円。

カメラのボディ内部（マウント部とイメージセンサーの間）に装着するフィルター製品。レンズ交換の影響を受けず、フィルター効果を保持できる点を特徴としている。

同じくソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α1/α9 II/α7S III/α7R IV/FX3」用を発売済み。これらの機種と比較してα7 IVはマウント内部のフィルターを装着するスペースが僅かに狭いため、従来より薄いスペーサーシールを採用しているという。

装着には付属のマグネット棒を利用。同じくマグネット式となっているフィルター枠に吸着させて取り付ける。なお、いずれの製品もカメラメーカー純正品ではなく、取り付け位置もイメージセンサーなどの繊細な部品に近いため、使用する際は自己責任で注意して扱いたい。

センサープロテクター

カメラのイメージセンサーにゴミ等が付着するのを防ぐ無色透明フィルター。販売価格は税込1万5,180円。

NDフィルター

ND8、ND16、ND32、ND64、ND400、ND1000を用意する。いずれも販売価格は税込1万5,180円。

アストロ マルチスペクトラ

市街地での天体撮影に活用できる光害カットフィルター。ナトリウム灯などの人工光をカットする。販売価格は税込3万2,780円。

アストロ デュオ ナローバンド

天体撮影に活用できるフィルター。都市の人工照明の干渉や月明かりを低減し、HαとOIIIの波長を強調できるという。販売価格は税込4万9,280円。

アストロ ナイトスケープ

星景写真撮影時に活用できる光害カットフィルター。有害光だけを「マイルドに」吸収（反射）できるという。販売価格は税込2万5,080円。

IR Passフィルター

赤外線透過タイプのフィルター。特性に応じて590nm、720nm、850nmの3種類をラインナップする。販売価格は税込1万8,480円。

UV-IR CUTフィルター

赤外線をカットするフィルター。赤外線を透過させずに可視光を透過させることができる。波長は650nm。販売価格は税込2万1,780円。