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TTArtisan、ライカMレンズの6bitコードを読めるEマウントアダプター。1.3万円

手ブレ補正の焦点距離を自動設定

株式会社焦点工房は、銘匠光学のマウントアダプター「TTArtisan M-E 6bit」を6月6日に発売した。希望小売価格は税込1万3,200円。

ライカMマウントレンズをソニーEマウントカメラに装着するためのアダプター。6bitコードのあるレンズを装着した場合、検出したレンズの焦点距離をExif情報として撮影画像に書き込めるほか、ボディ内手ブレ補正を搭載する機種では「手ブレ補正焦点距離」を自動設定し、レンズ交換時の負担を軽減するという。

なお、撮影時の絞り値は手動設定が必要。レンズに6bitコードがない場合は、アダプター側面の焦点距離ダイヤルで焦点距離を選ぶ(28mm/35mm/50mm/75mm/90mm/135mm)。

最大径×全長は63×10mm。重量は約42g。アルミ製。

6bitコードは、ライカのM型デジタルカメラで装着レンズを判別し、Exifデータへのレンズ名の書き込みや、各レンズに適した画像処理を行うためのもの。一部を除くライカMデジタルおよび純正アダプターを組み合わせたライカSLシリーズでは、カメラ本体の外光センサーとイメージセンサーに入射するそれぞれの光量から、レンズ側で設定された絞り値を算出する仕組みも持つ。

使用方法|銘匠光学 TTArtisan M-E 6bit (ライカMマウントレンズ → ソニーEマウント変換) マウントアダプター 6bitコード対応
本誌:鈴木誠