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ソニー、約181gのAPS-C超広角「E 11mm F1.8」。7万円

フィルター径55mm

ソニーは、EマウントAPS-C交換レンズ「E 11mm F1.8」を6月24日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込7万円前後。

35mm判換算で16.5mm相当の画角を有する単焦点レンズ。同社製EマウントのAPS-C用単焦点レンズとしては最も広い画角をカバーする。広い画角を生かしてVlog撮影に活用できるほか、重量約181gで携行性が高く場面を選ばずに常用できるとして訴求する。

AF駆動はリニアモーター2基を採用し、高速・高精度・高追随、かつ静粛で低振動なAFを実現した。また、フォーカスブリージングを抑制した光学設計を採用。カメラ側の「ブリージング補正機能」(α7 IV、FX6に対応)も利用できる。

鏡筒にはフォーカスホールドボタンとフォーカスモードスイッチを搭載。フォーカスリングはMF時の繊細なリング操作に対応する「リニア・レスポンスMF」を採用した。このほか、鏡筒は防塵・防滴に配慮した設計としている。

レンズ構成は11群12枚。非球面レンズ3枚と特殊低分散ガラス3枚を採用し各収差を抑制。画面中心から周辺まで高解像を実現したとしている。

最短撮影距離はAFで0.15m、MFで0.12m。最大撮影倍率はAFで0.13倍、MFで0.20倍。絞り羽根は7枚。フィルター径は55mm。

最大径×全長は66×57.5mm。重量は約181g。製品にはレンズフードが付属する。

「VLOGCAM ZV-E10」への装着例
本誌:宮本義朗