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SIRUIのアナモルフィックレンズに、35mmフルサイズ用の「50mm T2.9 1.6X」。22万円

キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、ライカL用

常盤写真用品株式会社は、SIRUIのアナモルフィックレンズ「50mm T2.9 1.6X」を4月1日に発売する。対応マウントはキヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、ライカLの4種類。価格はいずれも税込22万円。

同ブランドのアナモルフィックレンズシリーズでは初という、35mmフルサイズフォーマットに対応するMF単焦点レンズ。既に発売済みのAPS-C用およびマイクロフォーサーズ用では1.33倍だったスクイーズ倍率が、本レンズでは1.6倍になっている。これにより、従来モデルで得られていた2.4:1よりも、さらに広い2.8:1のアスペクト比での撮影が可能としている。なお、水平画角は61.4度で、焦点距離31mm相当の画角が得られるという(垂直方向の画角は50mm相当)。

鏡筒はアルミ合金製。本体に1/4インチネジ穴を備えており、クイックシューなどの取り付けにも対応する。無段階式のフォーカスリングおよび絞りリングを搭載。フォーカスリングの回転角は95.5度。

レンズ構成は13群16枚。絞り羽根の枚数は10枚。最小絞りはT16。最短撮影距離は0.75mm。

最大径×全長は88×140~142.9mm、重量は1,030.6~1,073.6g(マウントにより異なる)。フィルター径は82mm。

本誌:宮本義朗