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SIRUIのアナモルフィックレンズシリーズ第3弾「24mm F2.8 1.33X」が6月末に発売

常盤写真用品株式会社は、SIRUIのアナモルフィックレンズシリーズの第三弾となる「24mm F2.8 1.33X アナモルフィックレンズ」を6月末に発売する。対応マウントはソニーE、キヤノンEF-M、マイクロフォーサーズ、富士フイルムX、ニコンZ。希望小売価格は各マウントともに14万7,400円(税込)。

APS-CサイズのイメージサークルをカバーするMF単焦点レンズ。2.4:1のシネマスコープサイズを16:9に圧縮するアナモルフィック光学系を採用しており、シネマスクリーンのアスペクト比によるスチル・動画撮影が可能となっている。

またレンズ前面にシリンダーレンズを備えており、画面内に強い光源を入れた際に水平方向に青い光が伸びる独特のフレア表現が可能となっている。他に、円形のボケは楕円形になる点も特徴だとしている。

レンズ構成は10群13枚。絞り羽根の枚数は8枚で、最小絞りはF16。最短撮影距離は0.6m。フィルター径は72mm。フォーカスリングの回転角は189.6度となっている。

レンズの最大径は各マウント共通で74mm。全長および重量はマウントによって異なっており、マイクロフォーサーズ用では124.9mmで、約770gとなっている。

レンズ外装にはアルミニウム合金を採用。フォーカスリングおよび絞りリングは幅を広めに設計したとしており、スムーズな操作感が得られる点も特徴だとしている。

SIRUIのアナモルフィックレンズには、他に「50mm F1.8 1.33x」(2020年4月発売。ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ用がある)と、「35mm F1.8 1.33X」(2021年4月末に発売。マイクロフォーサーズ用のみ。別売のアダプターリングによりソニーE、キヤノンEF-M、ニコンZの各マウントに対応する)をラインナップしている。今回新たに発売される「24mm F2.8 1.33X」は、シリーズ中で最も広角となるほか、最短撮影距離も最も短いレンズとなる(50mmおよび35mmはともに0.85m)。

本誌:宮澤孝周