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AFカプラー搭載のKマウント→Eマウントアダプター「LA-KE1」。6万500円

対応機種ではAF-Cの約10コマ/秒連写も

株式会社焦点工房は12月8日、MonsterAdapter(モンスターアダプター)の電子マウントアダプター「LA-KE1」(ペンタックスK→ソニーE)を発売した。希望小売価格は6万500円(税込)。

KマウントレンズをソニーEマウントカメラで駆動させることができる電子接点つきのアダプター。ボディ内モーターでレンズ側のAF駆動に対応したKAFを含め、KAF2、KAF3、KAF4対応レンズを使用することができるとしている。

また、AF-Cモードで最高約10コマ/秒の連写にも対応するとしており、α9 IIやα9、α7R IV、α6600などとの組み合わせで被写体を追従させながらの高速連写が可能だとしている。なお動画撮影時のAFには対応していない。

このほか顔や瞳の検出やボディ内手ブレ補正機構への対応、Exifの記録にも対応。アダプターの側面にはAF/MFの切り替えスイッチも搭載している。

対応するカメラはα1やα9 II、α9、α7R IV、α7S III、α7R III、α7 III、α7C、α7R II、α7 II、α6600、α6500 、α6400、α6300、α6100などの像面位相差AFに対応したモデル。これら以外のモデルではAF撮影には対応していないという。

同社では推奨レンズリストも公開しており、動作対応レンズには「smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited」や「smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」、「smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited」のほか、「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited」などがある。なお、同社ではマウント部の変形や破損の原因になるとして、質量が1kgを超えるレンズを装着して使用する場合はカメラ本体とレンズの両方を支えながら使用してほしいと呼びかけている。

また、アダプターはKAF4まで対応するとしているが、推奨リスト中に「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW」などは確認できなかった。ただし、同社ではレンズとの互換性を向上させるためのファームウェアは随時更新されると案内している。

本誌:宮澤孝周