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ミルスペックパーツ+衝撃吸収バンパー構造の採用で“機能維持”に注力した20W出力の小型LEDライト。10万7,800円で受注生産

株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、MISONICS(ミソニクス)のLEDライト「Mini Explorer」の受注を10月29日に開始した。希望小売価格は10万7,800円(税込)。

外形寸法W115×H101×D33mm・重量約310gの小型サイズながら最大で20Wの出力に対応したLEDライト(照度は0.6m時で5,125ルクス)。放送用ビデオ制作に最適化して設計した製品だとしている。

演色性(CRI)は95以上となっており、色温度は2,700K〜6,500K(±150K)の範囲で調整することが可能。また0〜100%の範囲で調光することも可能となっている。このほか、色温度と調光の数値を保存しておくことで使用時にすばやく反映できる「クイックスタート」機能も備えているという。

電源は外部入力(DC12〜30V)を使用する。筐体自体がヒートシンク構造を採用しているため、動作ノイズを発生させることなく20Wの高出力が得られるとしている。

このほか外部からの衝撃を吸収・分散できるというバンパー構造を採用。またアメリカの防衛産業でも採用実績があるというTexas Instruments社製の部品の使用やIP67に準拠した防水・防塵性能を備えるなど、厳しい環境下でのパフォーマンス維持に配慮した設計を採用。仮に衝撃が加わってハウジングが破損した場合であっても内部気密を維持できる構造のため防水性能を維持できるとしている。

製品にはバーンドアおよびディフューザープレート(3枚)、防水仕様Dタップケーブル、ミニ雲台、収納ケースが付属する。

本誌:宮澤孝周