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ニコン、開放F4固定の5倍ズームレンズ「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」。15.4万円
ナノクリスタルコート&アルネオコート採用 クラス最軽量の約630g
2021年10月28日 21:33
ニコンは、Zマウント交換レンズ「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」を2022年2月に発売する。希望小売価格は税込15万4,000円。
フルサイズミラーレスカメラ用の24-105mm/24-120mm F4クラスで最軽量という約630gを実現。5倍のズーム比による可搬性と汎用性をアピールしている。軽量化と耐久性を両立するというアルミ合金マウントや、鏡筒に樹脂素材を多く用いることで、光学性能を損なわずに軽量化を達成したという。また、防塵防滴性のために可動部分のシーリングやレンズマウント部のゴムリングを採用している。
最短撮影距離はズーム全域で0.35m。最大撮影倍率は0.39倍。マルチフォーカス方式により至近から無限遠まで軸上色収差を効果的に補正したという。また、動画撮影に配慮した部分として、レンズ駆動音や操作音が録音されにくい点、露出がチラつきにくい絞り制御、フォーカスブリージングに配慮した設計を挙げている。
レンズ構成はED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚を含む13群16枚。絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。ゴースト、フレアを抑えるナノクリスタルコートとアルネオコートを採用した。最前面のレンズにはフッ素コートも施している。
最大径×全長は約84×118mm。重量は約630g。花型レンズフードが付属する。フィルター径は77mm。
なお、ニコン Z 7と同時に発売された「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」は、同約77.5×88.5mm(沈胴時)、約500g。