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Lマウントアライアンスに4社目「エルンスト・ライツ・ウェッツラー」が参加

Leitzバッジのシネマレンズを展開

Ernst Leitz Wetzlar GmbHは10月14日、同社がLマウントアライアンスに加わったことを発表した。同アライアンスはフォトキナ2018での発表以来、ライカカメラ、パナソニック、シグマの3社で構成されていたが、これにより4社となる。

Ernst Leitz Wetzlar GmbH(エルンスト・ライツ・ウェッツラー)は、ライカの関連会社だった「CW Sonderoptic」を継承し、Leitz Cineのブランドでシネマレンズを展開。「SUMMILUX-C」や「THALIA」といったシリーズで知られる。9月には最新のレンズシリーズ「ELSIE」を発表。ELSIEは、エルンスト・ライツ2世の娘であるエルジー・キューン・ライツの名に由来している。

Lマウントアライアンスの日本語Webサイトでは、Ernst Leitz Wetzlar GmbHの社名について「Leitz」もしくは「ライツ」と表記されている。現在のLeica Camera AGの前身である「Ernst Leitz GmbH」とは別物。

ドイツ・ウェッツラーにある「Ernst Leitz Wetzlar GmbH」の工場。シネレンズ製品同様、赤バッジの文字は“Leitz”となっている。右奥の丸い建物はライカカメラ本社(2018年7月撮影)
本誌:鈴木誠