ニュース

リコー、夜景撮影向けRICOH THETA用プラグイン「Instant Night Snap」。手持ち撮影と固定撮影を自動判別

リコーは10月12日、360度カメラRICOH THETAシリーズの「RICOH THETA Z1」と「RICOH THETA V」に対応する公式プラグイン「Instant Night Snap」を公開した。公式のプラグインとしては16個目となる。

夜景を撮影する際に、カメラが自動で最適な設定に変更してくれるプラグイン。従来は、夜景など暗いシーンできれいに撮影するためにはカメラの設定を手動で変更する必要があった。

本プラグインを適用すると、手持ちまたは固定撮影をカメラが自動で判別し、撮影設定を変更する。手持ち撮影と判別された際にはシャッター速度優先で撮影し、固定撮影と判別された際にはISO感度優先でシャッターボタンを押した5秒後に撮影される。保存される画像のファイル形式はJPEGのみ。

なお、同社はカメラを固定して撮影する場合、三脚の使用もしくは、安定した場所に直接カメラを立てることを推奨している。自立式の一脚などを使用する場合は、ボタン操作によるカメラの揺れが大きくなるため、固定撮影ができない可能性があるという。

プラグインを適用するには、スマートフォン用基本アプリの「設定」-「カメラ設定」-「プラグイン」から本プラグインを選択する。その後、「プラグインを起動」をタップするか、カメラ本体のModeボタンを長押しする。撮影はシャッターボタンを押すだけ。RICOH THETA Z1は「リモートコントロール TR-1」を利用しての撮影にも対応する。

本誌:宮本義朗