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リコー、本体内で天頂補正処理を行うTHETAプラグインを公開。スマホへの転送時間短縮に

リコーは4月20日、360度カメラRICOH THETAシリーズの「RICOH THETA Z1」と「RICOH THETA V」に対応する公式プラグイン「Quick Transfer Ready」を公開した。公式のプラグインとしては14個目となる。

カメラの本体内で、撮影した動画の天頂補正ができるプラグイン。通常は、カメラからスマートフォンへのファイル転送中に補正処理をしていたが、それをあらかじめカメラ本体内で処理することで、転送にかかる時間を短縮できるという。

同プラグインが天頂補正を行う対象ファイルは、記録時間が5分以内のすべての動画。起動中はTHETAでの撮影はできないとしている。

なお、デュアルフィッシュアイで動画を保存した場合、天頂補正に加えてスティッチング処理も行われる。いずれの場合も、処理時には元のファイルを上書き保存するという。

本誌:宮本義朗