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Profotoのバッテリー式小型モノライトがモデルチェンジ
「B20」と「B30」 Ecoモード搭載など上位機種と同じ機能も
2025年6月11日 18:33
Profotoは、バッテリー式モノライトの新製品「B20」「B30」を6月10日(火)に発売した。
「B10X」「B10X Plus」の後継モデル。引き続き取り外し可能なバッテリーで駆動するほか、ワイヤレス接続のProfoto AirXに対応。わずかにサイズアップしたものの、手持ちでの利用も視野に入れた小型の筐体となっている。
強化された点としては、リサイクルタイムの短縮が挙げられる。「B10X」シリーズから13%高速になった。また上位機種の「D30」と同じくフラッシュチューブの交換に対応。ECO、Boost、Freezeの3モードも同様に利用できる。
外観も「D30」に近づいた。手で持った際に滑りにくいラバー加工が外装に用いられるなど、前モデルから見た目が変化している。
「B20」と「B30」の主な違いは最大出力。前者が250Ws、後者が500Wsとなっている。それぞれ「B10X」「B10X Plus」の数値および関係性を引き継いだ格好になる。
前モデルで3,250lmへの強化されたモデリングランプ用のLEDは、さらに5,000lmへと光量が引き上げられた。
同梱のバッテリー「4S1P」は、「B10X」「B10X Plus」と共用が可能。
B20
- 最大出力:250Ws
- 出力範囲:11f-stops (0.25~250Ws)
- 出力調整単位:0.1f-stops(0.1~10)
- リサイクルタイム:0.01~1.1秒(Eco モード)、0.01~1.2秒(Boost/Freeze モード)
- ワイヤレス接続:Profoto AirX(2.4GHz)
- 有線接続:シンクロ端子(ミニフォン)
- 電源:Profoto リチウムイオンバッテリー4S1P
- モデリングランプ:LED(最大出力40W、5,000lm)
- 動作温度:0~35℃
- 外形寸法:11×21×16cm(スタンドアダプター使用時)
- 重量:1.9kg(バッテリーおよびスタンドアダプターを含む)
- 直販価格:29万9,860円
B30
- 最大出力:500Ws
- 出力範囲:11f-stops (0.5~500Ws)
- 出力調整単位:0.1f-stops(0.1~10)
- リサイクルタイム:0.01~1.8秒(Eco モード)、0.01~2.1秒(Boost/Freeze モード)
- ワイヤレス接続:Profoto AirX(2.4GHz)
- 有線接続:シンクロ端子(ミニフォン)
- 電源:Profoto リチウムイオンバッテリー4S1P
- モデリングランプ:LED(最大出力40W、5,000lm)
- 動作温度:0~35℃
- 外形寸法:11×25.5×16cm(スタンドアダプター使用時)
- 重量:2.2kg(バッテリーおよびスタンドアダプターを含む)
- 直販価格:37万4,990円