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キヤノン、「EOS-1D X Mark III」「EOS R6」の最新ファームウェアを公開。Canon Log 3の追加など

対象カメラのひとつ「EOS-1D X Mark III」

キヤノンは7月8日、一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」と、ミラーレスカメラ「EOS R6」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はEOS-1D X Mark IIIがVersion 1.5.0、EOS R6がVersion 1.4.0。

更新内容は以下のとおり(引用)。

EOS-1D X Mark III(Version 1.5.0)

1.[Canon Log設定]に[Canon Log 3]を追加しました。メニューの撮影タブの[Canon Log設定]で[Canon Log][Canon Log 3]が選択できます。
※Canon Log 3設定、RAW軽量設定で撮影されたRAW動画についてはCanon RAW Pluginで対応、Cinema RAW Development対応は今後の予定です。
Canon Log 3設定で撮影されたRAW動画の現像、Viewing LUTの適用についても、Digital Photo Professional対応は今後の予定です。

2.カード1とカード2に同じ動画記録画質の動画を同時に記録できるようになりました(同一書き込み)。
※RAW(標準)、RAW(軽量)は、同一書き込みできません。

3.CFexpress 2.0仕様に基づいた規格であるVPG400に対応しました。
※VPG: Video Performance Guarantee Profile

4.動画モードに切り替えた際に、稀に静止画モードの撮影設定が反映されてしまうことがある現象を修正しました。

EOS R6(Version 1.4.0)

1.[Canon Log設定]に[Canon Log 3]を追加しました。メニューの撮影タブの[Canon Log設定]で[Canon Log][Canon Log 3]が選択できます。

2.カード1とカード2に同じ動画記録画質の動画を同時に記録できるようになりました(同一書き込み)。

3.RF400mm F2.8 L IS USMおよびRF600mm F4 L IS USM使用時の動作安定性を改善しました。

4.HDMI接続時、カメラのモニター表示がオフになると、HDMI出力にゼブラが表示されてしまう現象を修正しました。

5.撮影開始直後に十分な手ブレ補正効果が得られないことがある現象を修正しました。

本誌:宮本義朗