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キヤノン「EOS R5」「EOS R6」の最新ファームウェアが公開。機能追加や不具合修正など

キヤノンは3月30日、ミラーレスカメラ「EOS R5」「EOS R6」の最新ファームウェアを公開した。

各機種の更新内容は次の通り(引用)。

EOS R5(Version 1.3.0)

1.[Canon Log設定]に[Canon Log 3]を追加しました。メニューの撮影タブの[Canon Log設定]で[Canon Log][Canon Log 3]が選択できます。
*Canon Log 3設定、RAW軽量設定で撮影されたRAW動画についてはCanon RAW Pluginで対応、Cinema RAW Development対応は今後の予定です。Canon Log 3設定で撮影されたRAW動画の現像、Viewing LUTの適用についても、Digital Photo Professional対応は今後の予定です。

2.より低ビットレートの撮影ができるように、動画記録サイズに[RAW(軽量)],8K/4Kに[IPB(軽量)]を追加しました。RAW+MP4設定時も選択できます。

3.フルHD の動画記録サイズに119.9fps/100.0fpsのハイフレームレートを追加しました。

4.メニューのAFタブに[電子式フルタイムMF]を追加しました。対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります。

5.静止画モードにおいて、メニューの撮影タブの[撮影情報表示設定:モニター情報表示カスタマイズ]に[6:モニターオフ]を追加しました。撮影時にカメラのモニターを常時オフにすることができるようになります。

6.FTP転送中、カメラのモニターに転送時間(予測値)が表示されるようにしました。

7.FTP転送時に、転送に失敗したプロテクト画像、未転送のプロテクト画像を選択して、一括転送できるようにしました。

8.メニューの機能設定タブに[カメラ設定をカードに保存・読込]を追加しました。カメラに設定されている内容をカードに保存したり、保存したファイルを読み込んで保存したときの状態にすることができます。

9.一部のCFexpressカード使用時に、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。

10.静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。

11.USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正しました。

EOS R6(Version 1.3.0)

1.より低ビットレートの撮影ができるように、4Kに[IPB(軽量)]を追加しました。

2.メニューのAFタブに[電子式フルタイムMF]を追加しました。対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります。

3.FTP転送中、カメラのモニターに転送時間(予測値)が表示されるようにしました。

4.静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。

5.稀にファインダー内の画面表示が乱れる現象を修正しました。

6.USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正しました。

本誌:鈴木誠