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ニコンFマウントのE/G/Dタイプレンズに対応したソニーE電子アダプター。絞りの電子制御に対応

株式会社焦点工房は6月21日、MonsterAdapter(モンスターアダプター)の電子マウントアダプター「LA-FE1」(ニコンF→ソニーE)を発売した。希望小売価格は4万1,800円(税込)。

ニコンFマウントレンズを、ソニーEマウントボディで使用できるマウントアダプター。電子接点を有しており、モーター内蔵レンズでAF・AEが利用できる。モーター非内蔵タイプの場合、絞りのコントロールのみの対応となる(MFの非CPUレンズは絞り制御に非対応)。また、レンズおよびボディ内の手ブレ補正機構の使用にも対応し、AF-Cによる撮影も可能だとしている。

アダプター本体には着脱可能な三脚座が備えつけられているほか、ファームウェアのアップデートにも対応できるとしている。

同社では同アダプターによる動作が確認できたという推奨レンズリストを公開しており、AF対応レンズでは、Eタイプレンズの「AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR」のほか、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」などのGタイプレンズ、Dタイプの「AF-I Nikkor 300mm f/2.8D IF-ED」などがリストアップされている。このほかサードパーティー製レンズとして、シグマの「50mm F1.4 DG HSM|Art」やタムロンの「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」も対応レンズとなっている。

また、リストにないレンズを使用したい場合は、MF操作に切り替えたり、レンズ側の手ブレ補正機構をオフにすることで使用できる場合があるとしている。その他の注意点として、同社では質量が1,300gを超えるレンズを装着する場合は、カメラ本体とレンズの両方を支えながら使用してほしいと注意を呼びかけている。

本誌:宮澤孝周