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“手を挙げた人”を自動追尾するスマホマウント「OBSBOT Me」。6月2日まで支援受付中

画像はPR TIMESより

REMO TECHは、クラウドファンディングサイトのKickstarterで、OBSBOT(オブスボット)ブランドの電動スマートフォンマウント「OBSBOT Me」の支援受付を6月2日まで受け付けている。プロジェクトの目標金額は達成済みで、製品の出荷は2021年6月の予定としている。

製品ラインアップは、本体、対応三脚、USB Type-Cケーブル、トラベルケースを同梱した「Basic Pack」(99ドル/限定200個)のほか、Basic Packの内容にリモートシャッターやリングライトを追加した「Extension Combo」(109ドル/限定450個)などを用意している。

OBSBOT Meは、AI技術を用いた自動追尾型のスマートフォン用電動マウント。本体に搭載したセンサーを利用し、手を挙げた人をターゲットとして認識するジェスチャー機能が特徴。パン軸±150度の範囲でターゲットを追尾可能で、自分撮り、ライブ配信、ビデオ通話などに活用できるとしている。

スマートフォンとの通信・接続は不要。幅55~84mm、厚さ10.5mm以下、重量200±70gのスマートフォンであれば、機種やOSに関係なく利用できる。

追尾速度は、毎秒120度まで。被写体との距離は最大約15mまでカバーするが、実働レベルで最適な距離は0.5~3mだという。

搭載バッテリー容量は950mAh。充電はUSB Type-C端子を利用する。充電時間は75分。

展開時のサイズは55×66.5×209mm。折りたたみ時のサイズは68×56×139mm。重量は200g。

REMO TECHは、中国・深圳で人工知能カメラブランド「OBSBOT」を展開。これまでも自動追尾AIカメラ「OBSBOT Tail」などを発売している。

「Basic Pack」(上)、「Extension Combo」(下)
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。