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RODEの小型マイクWireless GOがデュアルチャンネルに対応し、II型に
2021年3月30日 07:00
銀一株式会社は、RODE Microphones(ロードマイクロフォンズ)の小型ワイヤレスマイク「Wireless GO II」を4月1日に発売する。希望小売価格は4万5,100円(税込)。
II型の特徴は、2つの音源を同時に録音できるようになったこと。デュアルチャンネル対応の受信機1台と送信機2台のワンパッケージキットで販売される。基本的な録音スペックは初代機と同等。キット内容は受信機(RX)1台と送信機(TX)2台、接続ケーブル「SC20」が3本と、同じく「SC5」が1本、ファーウインドシールド3つ、ポーチで構成されている。
II型の運用方法について、同社は1チャンネルのワイヤレスマイクとしての運用のほか、デュアルチャンネル使用では各チャンネルの個別録音や、柔軟性の高いポストプロダクション収録運用に対応できると案内。伝送距離は見通し約200m(128ビット暗号化による2.4GHzデジタル通信)。密集した電波環境下でも安定したデータ伝送が得られるとしている。
また、II型では3.5mmのTRSのほかUSB Type-Cによる出力に対応。カメラ製品のほかスマートフォンやPCなどの各種デバイスに接続して利用できる点も特徴だとしている。
このほか、本体内にメモリーを内蔵しており、単体で24時間以上の直接録音に対応(オンボードレコーディング機能。専用アプリから切り替え操作が可能)。ステレオまたはモノラルの各録音モードの切り替えにも対応する。
電源は内蔵のリチウムイオンバッテリーを使用する。駆動時間は最大で約7時間で、充電にはUSB Typ-Cポートを利用する。
受信機側の外形寸法は1.8×4.5×4.4cmで、重量は約32g。3.5mmTRS端子とUSB Type-Cポートを備える。アンテナは内蔵式。
受信機側の外形寸法は受信機と同じく1.8×4.5×4.4cmで、重量は約30g。3.5mmTRS端子を備える。内蔵マイクの指向性は無指向で、こちらもアンテナは内蔵式。