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ソニー、映像制作用カメラで「Cinema Line」を展開

Eマウント採用カムコーダー「FX6」を予告

FX6

ソニーは9月2日、映像制作用カメラの商品群「Cinema Line」の展開を発表した。デジタルカメラαシリーズの話題を扱うWebサイト「α Universe」の中に特設ページが公開されている。

同社がデジタルシネマ制作で培ってきた映像表現のノウハウや、最先端のデジタルイメージング技術を生かし、幅広いクリエイターに向けて展開するという商品群。発売済み製品では、PL/Eマウント対応のデジタルシネマカメラ「VENICE」や、Eマウントのカムコーダー「FX9」が含まれる(いずれも業務用製品)。

Cinema Line:映像クリエイターの感情に呼応し、創造力と情熱を解き放つ【ソニー公式】

Cinema Lineは今後「幅広い商品形態で拡充」していくとしており、第一弾としてカムコーダー「FX6」を2020年内に発売するという。FX6の詳細は明らかになっていないが、Eマウントレンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」を装着しており、FX9より小型であることが製品写真から読み取れる。

同社ではFX6を"幅広い映像クリエイターのためのカムコーダー"としており、その表現からは、従来機に比べて小型軽量であることや、より手頃な価格設定になることが期待できそうだ。

なおα Universeでは、Eマウント誕生10周年(2010年のNEX-5から)を記念して、Eマウントデジタルカメラを愛用する写真家のコメントを集めた記事も9月2日に公開している。

関連ページ:
Eマウント誕生10周年記念 愛用写真家たちのコメント集 ~Eマウントの歴史への想い~
https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/news/487/

本誌:鈴木誠