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RODE、賞金総額1億円相当の短編映画コンテストを開催

創設者はカート・コバーン使用のギターを6億円超で落札

ロードマイクロフォンズ(RODE Microphones)は8月5日、7回目となる短編映画コンテスト「マイロードリール2020」(My RODE Reel)の開催を発表した。

長く活躍する映画作家から新進気鋭の映像制作者にまで、グローバルな作品露出の機会を提供し、助成金や奨学金などの支援、賞品としてマイクや撮影機材を贈るコンテスト。2014年からの6年間で、94か国から1万6,000本以上の作品が集まったという。

今回は短編映画コンテスト史上最大規模という総額100万ドルの賞金、総額50万ドル相当の撮影機材などの賞品を用意。大賞1作品には、賞金20万ドル+LUMIX GH5やロードNTG3などの撮影機材セットを贈る。そのほか、ジャンル別賞、特別賞も設けている。

協賛ブランドは、LUMIX、NANLITE、Zhiyun、MZed、Musicbed、Rhino Camera Gear、Adobe、BREVITĒ、Pelican、ARRI。

募集する作品は、ロード製品を使って制作した1分以上〜3分以内の本編(テーマ自由)と、ロード製品が使われている舞台裏を撮影したメイキング映像。それぞれをYouTubeにアップロードする。応募期限は10月7日10時(日本時間)。

詳細情報とエントリー用スターターパックのダウンロードは、マイロードリールのWebサイトで行える。

ロードマイクロフォンズは、1990年代初頭にオーストラリアで創業したマイクロフォンメーカー。放送用、音楽用などを展開しており、日本では全商品を銀一が取り扱っている。6月には創設者のピーター・フリードマン氏が、カート・コバーン(Nirvana)がMTV Unpluggedで使った1959年製のMartin D-18Eを6億円超(601万ドル)で落札したことがニュースとなった。今後、このアコースティックギターを世界的に展示するツアーを行い、その収益を全て舞台芸術に寄贈するという。

本誌:鈴木誠