リコー、THETA Z1/Vを見守りカメラ化するサービスを期間限定で無償提供

スマートフォンからヒートマップを確認する画面イメージ

株式会社リコーは5月29日、360度カメラRICOH THETAを見守りカメラとして利用できるサービス「RICOH360 – かんたん見守りサービス」の提供を開始した。2020年12月31日まで無償で利用できる。

任意の場所に設置したRICOH THETAで1分おきにインターバル撮影した360度画像をクラウドサーバーに直接アップロードし、専用のWebサイトから遠隔地の状況を確認できる、というサービス。同社が法人向けに提供しているクラウドサービス「RICOH360 - Analysis」の仕組みを利用し、モニタリング機能に限定して提供しているものだという。

インターバル撮影のほか、撮影時間帯の設定や人物部分を自動でぼかす設定も用意している。ぼかし機能がONの際には、簡易的に密集状況を把握することができるというヒートマップ機能も使えるという。

システム概要図

利用にあたっては、専用のプラグインのインストールが必要となる。対応している機種は「RICOH THETA V」および「RICOH THETA Z1」の2機種。

同社は、具体的な利用シーンとして自宅内の子どもの様子や、事務所・店舗などの確認を例に挙げ、手軽に状況を確認できるサービスだとして訴求している。

RICOH THETA Z1を見守りカメラ化したイメージ

RICOH THETA Vを見守りカメラ化したイメージ