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DJI JAPAN、Vlogに関する意識調査結果を公開

10代の9割が「ほぼ毎日」動画視聴 投稿頻度が高いのは男性

DJI JAPAN株式会社は、「Vlogに関する意識調査」の結果を4月3日に公開。その中からいくつかのトピックについて紹介する。Vlogとは、動画(Video)で記す日記(Blog)を意味する言葉。

対象は、1日に1回以上SNSにアクセスしている10~40代の男女。サンプル数は計400名。調査期間は2020年3月19~24日。

10代の90%が動画コンテンツを「ほぼ毎日」視聴

今回の調査では、全体の62%の人が動画コンテンツを「ほぼ毎日見る」と回答。特に10代では90%という結果となった。

「Vlog」に関する認知度は全体で31%。これを年代別で見てみると、10代での認知度は約半数の49%だったが、20代で32%、30代では31%、40代では10%と年代が上がるごとに下がっていく結果になった。

また、自身で撮った動画をSNSに「投稿したことがあるか」という質問では、半数以上となる53%が投稿経験者と判明した。なお、年代が若いほど、投稿した経験者の割合が高くなっている。

男性の方がVlog投稿頻度が高い

実際に投稿したことがあると答えた人に、その頻度を尋ねたところ、月に2回以上投稿していると答えた人の割合は68%となった。

この内、週に2・3回以上と答えた数は女性が33%であったのに対して、男性は約2倍となる64%を占めている。

動画投稿時に関する不満(または、未投稿者のハードルになっていること)としては、「不満がない」(36%)を除くと、「編集が難しいこと」が28%、「映したくないものが映ってしまうこと」が27%でランクイン。同社では、おしゃれで凝った編集をしたい女性に比べ、男性はリアルタイムで"撮って出し"の傾向があるのでは、と分析している。

人気のVlog内容は「部屋での様子」、撮ってみたいのは「子どもやペット」

Vlogを視聴したことがある回答者に、よく見る動画について聞くと、1位は「部屋での様子」で39%、2位は「旅行の様子」で34%、3位は「料理を作っている様子」で32%という結果となった。

また、「今撮りたい動画の内容」では、1位の「子どもやペットの動画」が32%、2位の「自撮りしながら街歩きしている動画」が18%、3位の「空撮動画」が16%だった。

今撮りたい動画の3位に空撮がランクインしてきたことについて、同社は以前に比べて航空法の適応外となるドローンが登場してきたことで、撮影のハードルが下がったことも一因となっていると指摘している。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。