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KANI、"山並みの間"を想定したグラデーション形状のGNDフィルター

緑を強調するVivid CPLの追加サイズなど、全4製品が発売

ロカユニバーサルデザイン株式会社は、KANIブランドの新製品として、「Premium Obtuse triangle GND 0.9 100×150mm」「Premium CPL 150×150mm」「Premium Vivid CPL 82mm」「Premium CPL 77mm -Standard model-」の4製品を発売した。

Premium Obtuse triangle GND 0.9 100×150mm

両サイドが街並みや山並みの間といった横位置構図のシーンにおいて、日の出後や日の入り前の強い光を調整するために使用するグラデーションフィルター。

ND効果は、最大値ND8。希望小売価格は、税込2万2,800円。

Premium CPL 150×150mm

150×150mmの角型CPLフィルター。希望小売価格は、税込2万6,800円。

使い方は、ホルダー装着前にフィルターを回転させて効果を確認してから固定し、微調整しながら利用することになると説明している。

Premium Vivid CPL 82mm

黄色系の遮光効果が強く、海の青や葉の緑などの青色成分をより強調できるというCPLフィルター。希望小売価格は、税込1万5,800円。

防塵、防水、静電気防止コーティングが施され、低反射コーティング(0.2%)により、ゴーストに強い仕様だとしている。

Premium CPL 77mm -Standard model-

面反射率を可視光域で片面0.3%以下とする、超低反射仕様というコーティングを施したCPLフィルター。高透過偏光膜を採用したことで、ピントが合わせやすく、シャドー部がつぶれにくいとしている。希望小売価格は、税込7,480円。

フィルター枠の厚みは6.5mm。ガラスの平面性を高く保つ独自のフレーム構造とした。

帯電防止、撥水、防汚コーティングのほか、フィルター枠によるゴーストなどの画質低下を防ぐため、枠内側に遮光線が施されている。

また、外周には凹凸が施され、着脱しやすいローレット加工を採用。CPL調整枠は突起に指が引っかかりやすく、回しやすい形状とした。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。