ニュース
KANI、150mm幅角型フィルターホルダーの操作性を向上
100mm幅ソフトケースも刷新 逆三角形GNDには150mm幅を追加
2020年9月7日 11:05
ロカユニバーサルデザイン株式会社は9月6日、150mm幅のフィルターホルダーのバージョンアップモデル「HT IIIモデル」および、減光エリアが逆三角形の角型フィルター「Obtuse triangle GND 0.9 150x170mm」、100mm幅のソフトケース(バージョンアップモデル)を発売した。
HT IIIモデル
150mm幅の角型フィルターホルダー。従来モデル(HT II)からの仕様変更点は、暗闇でのレンズアダプター装着をより容易にする、というもの。製品は14種のレンズ製品それぞれに対応したもの(希望小売価格:税込1万9,600円)と、ホルダー外枠単体(希望小売価格:税込1万1,680円)をラインアップしている。
新しい装着方法は、ホルダー左側に設けられた爪の内側にレンズアダプターを挿入し、右側はアダプターを押し込むだけで装着できるように、固定部品をバネ仕掛けにした仕様になっているという。
対応レンズごとのラインアップは以下のとおり。ホルダー部はいずれの製品も共通となっており、レンズアダプターで各対応レンズへの装着に対応する。
対応レンズごとのラインアップ
Nikon 14-24mm F2.8
Nikon PC19mm F4
OLYMPUS 7-14mm F2.8
OLYMPUS 8mm F1.8
SAMYANG 14mm F2.8
SONY 12-24mm F2.8
SONY 12-24mm F4 G & FUJIFILM 8-16mm F2.8
SIGMA 12-24mm F4
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN
SIGMA 14mm F1.8
SIGMA 20mm F1.4
TAMRON15-30mm F2.8
ZEISS 15mm F2.8
Obtuse triangle GND 0.9 150x170mm
150mm幅に対応した角型のGNDフィルター。減光域を逆三角形とすることで、両サイドに街並みや山並みがあるシーンで、画面中央に太陽を配した構図での撮影に対応することを目的としている。最大でND8の減光効果が得られる。希望小売価格は税込3万5,800円。
これまで100mm幅のみの展開だったが、このほど150mm幅が追加された。製品にはB270ガラスを採用しており、両面に研磨加工を施すことで平坦精度を確保しているという。また可視光の透過率が高いため、長時間露光でも青味が少ない設計だとしている。このほか、防油・防水・防塵コーティングも施されている。