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ライカ、ドイツブランド「MYKITA」からコラボサングラスを発売

ライカモチーフの意匠やアクセントカラーを採用

ライカカメラジャパン株式会社は3月9日、ライカカメラ社がドイツのアイウェアブランド「MYKITA」(マイキータ)とパートナーシップを締結し、2020年6月から最初のコレクションとなるサングラスが発売されると発表した。取り扱いはMYKITAショップ(日本国内では表参道に所在)と海外の一部ライカストアで、国内ライカストアでの取り扱いは未定としている。

新たに展開する「MYKITA|LEICAコレクション」は、ミュンヘンに所在するライカのデザインスタジオとのコラボレーションによりデザインされ、ベルリンのMYKITA HAUSで手作業により製造。「至高のパフォーマンスに焦点を当てた、控えめながら機能的なデザインが特徴」としている。

幾何学的なレンズシェイプはライカのレンズフードを正面から見た形にヒントを得たとし、テンプル部分の書体や、赤のアクセントもライカの世界観を反映したものだという。

レンズはLeica Eyecare(2017年開始。日本未展開)のサンレンズを使用。今回のコレクションのために「非常にハイグレードなサングラス用レンズ」を特別に開発したとしている。内側に無彩色の反射防止コーティングを施し、表面には汚れの拭き取りなどを容易にするためにライカ独自のAquaDura Vision Proコーティングを施したという。

MYKITA|LEICAのデビューコレクションは、以下2つのデザインシリーズで構成される。

ハイブリッドフレーム

MYKITA独自のMYLON素材をトップバー使用。3Dプリント技術でフレームの一部を製作し、手作業で成形されたステンレススチールを組み合わせる。

トップバーは、スタイリングの要素だけではなく、フレームと眉毛の間に生じる空間を埋め、カメラのレンズフードのように頭上の太陽光から目を守る役割を果たすという。

ステンレスフレーム

カメラレンズのグリップにヒントを得た表面構造を採用しているというモデル。レンズのエッジ部分に施された赤いラッカーには、周辺光の干渉を軽減する作用があるという。

本誌:鈴木誠