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サンディスク「エクストリーム プロ」のCFexpressを発売
書込最大1,400MB/秒 対応リーダーも
2019年12月16日 16:09
ウエスタンデジタルは、サンディスクブランドのCFexpressカード(Type B)および、対応カードリーダーを12月18日に発売する。製品は「エクストリーム プロ」銘で64GB、128GB、256GB、512GBの4種類の容量をラインアップする。予想価格は税別1万6,800円〜7万9,800円。
サンディスク エクストリーム プロ CFexpress Type Bカード
通信インターフェースにPCIe Gen3を採用(プロトコルはNVM Express)したことで、高速なデータ転送に対応したメモリーカード。同社によれば、読取り速度は最大で1,700MB/秒、書込み速度では最大1,400MB/秒を実現したとしている。
XQD対応カメラとの下位互換性が確保されており、XQDカードスロットを有するカメラではファームウェアアップデートによって使用可能になる。
製品には、データ復旧ソフト「レスキュープロ デラックス」の1年間利用特典が付属するほか、無期限保証がつく。
12月16日時点で同規格に対応しているカメラは、パナソニックLUMIX S1RおよびS1のみ。ニコンもZ 7およびZ 6でファームウェアによる対応を表明していたが、まだファームウェアは公開されていない。
CFexpressは、Compact Flash Association(CFA)が策定したデジタルカメラなどを対象とした記録メディアの規格で、XQDとCFastを統合したもの。Type BはXQDと同サイズの規格で、レーン数は2つ。パナソニックとニコンは早くから対応を表明、キヤノンも開発中のフラッグシップ機EOS-1D X Mark IIIでの採用をアナウンスしている。
容量と予想価格(税別)
64GB:1万6,800円
128GB:2万2,800円
256GB:4万4,800円
512GB:7万9,800円