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耐圧水深100mのソニーα7R IV用水中ハウジング
ストロボ発光を制御するオプションも
2019年11月26日 12:08
シーアンドシー株式会社は、ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7R IV」用のハウジング「MDXL-α7IV」を11月末に発売する。
本製品は、操作部(SA8固定式ボールベースのOリングなど)に黄色カラーを用いてデザイン性を高めたというハウジングユニット。シリコン素材をグリップに埋め込み、堅牢でありながらホールド性を向上させている。
さらには、陸上での気密確認が行えるリークセンチネルと水検知リークセンサーによる2重の検知装置を備えた。
ポートはDX(NX)シリーズのハウジングで採用している、DX(NX)ポート規格を採用。FE 16-35mm F2.8 GM(SEL1635GM)のような大口径レンズの脱着や、バッテリーの交換が容易に行えるという。
ハウジングの外側からポートロック操作(施錠/解除)とレンズリリースボタンを押すことが可能。ハウジングを開けずにポート、レンズ交換(一部除く)作業が行える。
また、ボイヤンシーポケットを設けて水中重量を軽減。この空きスペースはモバイルバッテリーなどの一時的な収納スペースとしても利用可能だとしている。
このほか、背面モニターをハウジングのリア窓に近づけることで視認性を向上できる(カメラから離した状態でハウジングにセットできる)構造を採用している。
ストロボ発光の制御まわりでは、発光信号をLED光に変換し、YSストロボと同調(TTL自動調光も可能)させる「光コンバーターS1」をオプションで用意。預かり取り付けにて対応するとしている。また、TTL撮影が必要ないユーザーには、光ファイバーケーブル接続でYSストロボのマニュアル発光を可能とする「マニュアルフラッシュトリガーS」を用意している。なお、対応は後日の予定だという。
この他、0.5倍のピックアップファインダーや視度調整ダイヤルの搭載(オプションで0.66倍、0.8倍のピックアップファインダーや、VF45 1.2x、VF180 1.2xも装着可能)、スーパー夜光タイプの特殊蓄光シールの採用、ハウジングの傷つきを防止するアンダーガードの装備といった特徴がある。
主な仕様
耐圧水深
100m
外形寸法
330×189×131mm
重量
約2,800g
素材
ボディ:耐腐蝕アルミ合金(削り出し)
グリップ:耐腐蝕アルミダイキャスト
希望小売価格
税別39万6,000円