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ニコン「Z 7」「Z 6」の最新ファームウェアが公開
DXレンズ2本のVR機構に対応 不具合修正も
2019年11月21日 15:43
ニコンは11月21日、ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.2.10。
更新内容は次の通り(引用。Z 7/Z 6で共通)。
・Zマウントレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」の光学式VR機構に対応しました。
※ただし、これらのレンズを装着すると、[カスタムメニュー]> d[撮影・記録・表示]> d5[シャッター方式]の[メカニカルシャッター]は選択できなくなり、[オート]または[電子先幕シャッター]のみが選択可能となります。
・レンズのコントロールリングの操作で[ISO感度]が変更可能になりました。
[カスタムメニュー]> f[操作]> f2[カスタムボタンの機能]>[レンズのコントロールリング]に、[ISO感度]が追加されました。
・撮影モードAまたはMで、「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」、「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct 」(2019年11月14日現在)に搭載されているレンズ情報パネルの表示を絞り値に切り替えたときの表示を現在の絞り値と前後の絞り値を表示するように変更しました。
・スローシンクロを含まない[フラッシュモード]の場合、フラッシュ発光時に[感度自動制御]を[する]に設定した場合のシャッタースピード制御の動作を以下のように変更しました。
フラッシュ撮影時のシャッタースピードはカスタムメニューe1[フラッシュ撮影同調速度]とe2[フラッシュ時シャッタースピード制限]で設定した範囲内に制限していましたが、デジタル一眼レフカメラと同様に低速側のシャッタースピードを[感度自動制御]>[低速限界設定]で設定したシャッタースピードまで制御します。
・[画像サイズ/フレームレート]を[1920×1080 120p]に設定して動画撮影すると、ごくまれに動画が正常に記録できない現象を修正しました。
・EVF 点灯時に画面下部に白筋ノイズが発生する場合がある問題を修正しました。
・高輝度の被写体で、まれにライブビュー表示と撮影した動画の画面全体に細かい横筋ノイズが入る現象を修正しました。
・[セットアップメニュー]の[地域と日時]>[現在地の設定]で、以下の3都市でUTCのタイムゾーンに誤りがあったため修正しました。
カラカス - 04:30 → - 04:00
カサブランカ 00:00 → + 01:00
アンカラ + 02:00 → + 03:00
・動画撮影、タイムラプス動画、動画編集で記録される動画ファイルをWindows 10のプロパティで確認すると、「メディアの作成日時」が実際の撮影日時と異なっている現象を修正しました。