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ニッシン、MG10と同等の高耐久発光部を採用した「MG8」
ヘッドの小型化で280g軽量化 クリップオンタイプの「MG80」も予告
2019年3月14日 15:54
ニッシンジャパン株式会社は、グリップタイプストロボ「MG8」を3月8日に発売した。希望小売価格はオープン。同社運営のオンラインショップ・ニッシンダイレクトの販売価格は税込5万8,320円。マウントはフリーのため、1モデルで展開する。
MG8は、最大ガイドナンバー60(ISO 100/200mm)のグリップタイプストロボ。同タイプのMG10と同等の高耐熱クオーツ発光管を搭載して、連続発光に伴う発熱に耐えられる仕様でまとめた製品。CP+2019で展示されていた。
MG10で2つ備えていた発光管を1つに変更してヘッドを小型化。重量をMG10の975gから715gに軽量化している(電池除く)。
操作と設定は、MG10と同様に同社のNASシステムに対応するコマンダーAir 10sを使用する。
バッテリーは、単3形電池(アルカリまたはニッケル水素充電池)8本を使用する。リチウムイオン充電池(26650タイプ)の使用に対応するバッテリーカートリッジも付属する。リチウムイオン充電池使用時のチャージタイム(フル発光時)は約1.6秒(単3形電池の場合は約2.8秒)。
調光可能なLEDライトも装備しており、最大出力8Wで約4時間の連続点灯が可能。
MG80
同じくCP+2019で展示されていたクリップオンタイプのストロボ「MG80」は2019年夏の発売を予定している。価格は未定。
MG80は発光部に高耐熱のクオーツ管を採用しており、連続発光させる使い方にも耐えられる仕様とした製品。最大ガイドナンバーは60(ISO 100/200mm)。対応カメラはキヤノン用、ニコン用、ソニー用、富士フイルム用、オリンパス/パナソニック用がアナウンスされている。
同社の電波式無線コントロールシステム「NAS(ニッシンエアシステム)」にも対応。電波式コマンダー・スレーブの両方の機能を搭載する。
バッテリーは単3電池×4本のほか、市販のリチウムイオン充電池(14500タイプ)に対応している。リチウムイオン充電池を使用した場合のチャージタイム(フル発光時)は約1.4秒(単3形電池の場合は約4秒)。
外部オートズームを採用しており、照射角をオート、またはマニュアルで調整できる。このほか、調光可能なLEDライトも備えている。
MG8の主な仕様
ガイドナンバー
60(ISO 100・m/照射角200mm時)
32(ISO 100・m/照射角35mm時)
放電管出力
82.5Ws
カバー焦点距離
24-200mm・ワイドパネル使用時は16mm
電源
26650サイズの保護回路付きリチウムイオン充電池または単3型8本
発光回数
約400回(単3形アルカリ乾電池使用時)、約1,000回(5000mAhリチウムイオン充電池使用時)
閃光時間
1/400~1/20,000秒
ヘッド可動範囲
上方90度、下方7度、左右180度
正面位置ロック機構付
外形寸法
約210×73×130mm
質量
約715g(電池除く)