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水越武写真展:MY SENSE OF WONDER

花崗岩と月・燕岳(後期)

このたび、ヒマラヤや熱帯雨林など世界各国の自然と対峙してきた国際的自然写真家である水越武さんが、1970年代~2010年代に日本全国で撮影したカラーの風景写真を、前後期あわせて40点展示いたします。

前期は「水の音」と題して人間の生活圏で捉えた写真を、対して後期は「光の音」と題し人間界から隔絶された世界で捉えた写真を展示いたします。

会期中には、水越武さんと写真評論家の飯沢耕太郎さんとギャラリートークショーを開催いたします。

驚きと感動、深い畏敬の念をもって森羅万象を見つめ続けてきた水越さんが、研ぎ澄まされた感受性で大自然をとらえた選りすぐりの作品を、ぜひご高覧下さい。

同期間中には、水越さんの屈斜路湖での生活を取材した写真展を、3階の「デジタルラボPapyrus」で開催いたします。どうぞ併せてご来場ください。

写真展情報

雨後のサンカヨウ・上高地(前期)
イソツツジ咲く原野・北海道(後期)
小川の氷 戸台川・南アルプス(前期)

会場

コミュニケーションギャラリーふげん社
東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2階

開催期間

前期「水の音」 2018年11月6日(火)~17日(土)
後期「光の音」 2018年11月20日(火)~12月1日(土)

開催時間

火曜日~金曜日 12時00分~19時00分
土曜日 12時00分~17時00分

休廊

日曜日・月曜日

ギャラリートーク+パーティー

11月10日(土)14時00分~15時30分

作者プロフィール

1938年愛知県豊橋市生まれ。
東京農業大学林学科中退後、田淵行男に師事し写真を始める。
山と森林をテーマとし、『日本の原生林』『わたしの山の博物誌』 『真昼の星への旅』『後の辺境』など多数の写真集がある。
土門拳賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞。
国際的にも高く評価され、作品は国内外の博物館、美術館にも収蔵されている。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。