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ソニーα7R III/α7 III用の水中ハウジング

大口径レンズやバッテリーの交換が容易に

シーアンドシー・サンパック株式会社は、水中ハウジング「MDX-α7III」を発売した。希望小売価格は税別38万5,000円。

本製品は、ソニーのミラーレスカメラ「α7R III」「α7 III」用の水中ハウジング。

使いやすさと水中重量に考慮して設計されており、ポートは、DX(NX)シリーズでも使用しているDX(NX)ポート規格を採用している。

また、ポート径が大きくなったことで、FE 16-35mm F2.8 GMなどの大口径レンズやバッテリーの交換が前モデルと比べて容易になったほか、空間(約100×63×24mm)を利用してボイヤンシーポケットを設置する事により、水中重量を軽減しているのが特徴。

なお、空間はモバイルバッテリーなどの一時的な収納スペースとして利用可能。

ソニー純正アダプター「ADP-MAA」を使えば、カメラのストロボ発光信号をLED光に変換し、YSストロボと同調する光コンバーター「S1」(TTL自動調光対応)の利用も可能。

ただし、光コンバーターの取付け作業は預かり作業となり、光コンバーター「S1」および、取付費用で別途4万円がかかる。

耐圧水深は100m。外形寸法は328×188×131mm。重量(ハウジングのみ)は約2,700g。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。