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SEA&SEA、ニコンD850用の水中ハウジング
耐圧水深100m 魚眼対応のガラス製ドームポートも
2017年11月8日 12:50
シーアンドシー・サンパック株式会社は、ニコンのD850用ハウジング「MDX-D850」を11月末に発売する。また、ガラス製ドームポート「オプティカルドームポートII」が10月末に発売済み。
MDX-D850
ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D850」用のカメラハウジング。希望小売価格は税別36万8,000円。
精密切削加工によりカメラの外形寸法に近いコンパクトな形状で設計。内部構造などの見直しによって、前機種「MDX-D810」と比べて約350g（約11％）の軽量化を実現した。
使用頻度の高いメイン/サブコマンドダイヤルは右側に配置し、ISO、RECボタンなどはレバー操作に置き換え、グリップを握ったままの操作を可能とした。
ダイヤル部には空回りを防ぐためのスプリング機構を搭載。カメラの個体差やハウジングの部品摩耗などによるダイヤルへの当たり量の差を吸収し、安定したダイヤル操作が可能になっている。
カメラのTTL信号をLED光に変換するMDX用光コンバーター/N1に対応。光ファイバーケーブルIIとストロボを接続し、TTLモードとマニュアルモードを切り替えての撮影に対応する。
外形寸法は346×202×140mm。重量は約2,850g。耐圧水深は100m。
オプティカルドームポートII
水中ハウジングの前部に取り付ける製品。ドーム口径が100mm/165mm/230mmの3タイプ（計5モデル）をラインナップした。いずれも硝材には光学ガラスBK7を使用。
凸面にはマルチレイヤ―ARコートを施し、フレア、ゴーストを効果的に抑制。また、凹面にはSiO2コーティングを採用。これによりガラスを通過する光の屈折率を0.01％にまで抑える事が可能となり、高いコントラストを維持できるという。
オプティカルドームポートII 100
ガラス径が100mmの小口径ポート。フィッシュアイレンズ専用製品となり、対応レンズに応じて長さの異なる3タイプ（S/M/L）をラインナップする。希望小売価格はどれも税別8万円。
オプティカルドームポートII 100 Sは、ニコンの「AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED」に対応したドームポート。受注生産となる。外形寸法は130×64.5mm。重量は約372g。耐圧水深は100m。
オプティカルドームポートII 100 Mは、トキナーの「AT-X 107 DX Fisheye」（キヤノン/ニコン用共通）に対応したドームポート。外形寸法は130×81mm。重量は約423g。耐圧水深は100m。
オプティカルドームポートII 100 Lは、ニコンの「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」、キヤノンの「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」に対応したドームポート。外形寸法は130×91mm。重量は約450g。耐圧水深は100m。
オプティカルドームポートII 165
フィッシュアイレンズ、ワイドズームレンズともに対応した汎用性の高い口径を持つドームポート。希望小売価格は税別12万円。
内部補正レンズ（税別3万5,000円）と併用することで、周辺画質も向上可能。外形寸法は185×70mm。重量は約938g。耐圧水深は100m。
オプティカルドームポートII 230
ドームポートのラインナップの中で最も大きなガラス径を持ち、周辺画質、 半水面写真、水中バランスにおいてアドバンテージがあるドームポート。希望小売価格は税別20万円。
内部補正レンズ（税別3万5,000円）と併用することで、周辺画質がより向上する。
外形寸法は250×120mm。重量は約2,100g。耐圧水深は100m。