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Phase One、XFカメラシステム用の80mm F2.8を第2世代に刷新
新規設計の光学系を採用
2020年12月10日 10:51
Phase One Japan株式会社は12月7日、Phase One XFカメラシステム用のAF対応交換レンズ「Schneider Kreuznach 80mm LS f/2.8 Mark ll」の受注を開始した。価格は税別63万4,000円。
同社の中判カメラ「XF IQ4 150MP」(有効1億5,100万画素の53.4×40mmCMOSセンサーを搭載。希望小売価格は税別559万9,000円)をはじめとしたXFカメラシステムに対応した、焦点距離80mmの単焦点レンズ(35mm判換算50mm相当)。既存レンズ「Schneider Kreuznach 80mm LS f/2.8」から光学系を新たに設計しなおすことで、第2世代モデルとしてリニューアルした。
レンズ構成は6群8枚で、既存モデルと同じ。本モデルでは非球面レンズの採用により、周辺光量の低下やコントラストの向上などを図っているという。マウントはXF645バヨネット。XFカメラシステムおよび645DF/DF+に互換する。
レンズシャッター式で、最高速度は1/1,600秒(ストロボにも同調する)。最短撮影距離は70cmで、最大撮影倍率は0.15倍。
外径寸法は85.6×80.4mm。重量は765g。フィルター径は72mm。フィルター径は同じながら、前モデルからサイズがわずかに大型化し、重量も増加している(前モデルは86.5×64.4mm。重量は500g)。