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マーキンス、Phase One XFシリーズ用L型ブラケット

レンズプレートの併用にも配慮

株式会社トリンプルは、マーキンスの新製品として、Phase One XFシリーズ用L型プレート「マーキンス LP-XF Phase One XF L-プレート」(LP-XF)を4月22日に発売した。

L型プレートは、正位置でのみ雲台に装着できるカメラプレートに対して、縦位置でも正位置でも装着できるようになる撮影補助アイテム。

一般的なカメラプレートを使用して縦位置にする場合は、雲台を90度傾ける必要があるが、L型プレートを利用すれば、雲台のポジションを調節するかわりに、カメラを縦位置にして雲台に装着し直すだけで対応できるようになる。

また、L型プレートを利用すると、横位置から縦位置への撮影位置変更であっても、三脚の中心軸上で固定されるため、安定した撮影が可能。

さらに、航空機の素材としても使用される軽量で強固なアルミ合金を削り出し、バレル研磨の後、高度の硬質アルマイト加工が施されている。そのため、表面がなめらかかつ、耐摩耗性に優れているという。

なお、雲台に装着する際の取付け溝が横一直線ではなく縦方向にも切られたスクエアタイプとなっているため、レンズプレートとの併用も簡単に行える。

Phase One XFシリーズは、最大で645フルサイズ相当(53.4×40mm)の面積を持つイメージセンサーを採用する中判デジタルカメラ。1億5,100万画素の「XF IQ4 150MP」などがある。

XF IQ4 150MP

主な仕様

外形寸法

100×38×75mm

重量

87g

材質

アルミ合金

希望小売価格

税込2万3,760円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。