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フェーズワン、120mmのイメージサークルを持つXTシステム用レンズ
90mm F5.6 税別139万6,000円
2020年8月25日 15:53
フェーズワンジャパン株式会社は8月25日、Phase One XTカメラシステム用の交換レンズ「XT - Rodenstock - HR Digaron-W 90mm f/5.6」の受注を開始した。希望小売価格は税別139万6,000円。
焦点距離は90mm(35mm判換算56mm相当)で、最小絞りはF22。Rodenstock銘のXTレンズシリーズ中で最大だという、120mm径のイメージサークルを有している。
このほか、独自開発だという電磁シャッターを搭載。シャッター羽根にはカーボンファイバーが用いられている。
Phase One XTは、約1億5,100万画素のCMOSセンサー(53.4×40mm)を搭載したデジタルバック(IQ4)とカメラボディの組み合わせで構成されたカメラシステム。ボディはX軸とY軸で24mm幅のシフトが可能となっているほか、ボディを回転させることで縦横位置の変更を三脚に取り付けたままでおこなうことが可能となっている。デジタルバックとボディがセットになったシステムの希望小売価格は税別580万7,000円。
本レンズ以外のレンズラインアップには、超広角の「XT – Rodenstock HR 23mm f/5.6」、広角の「XT – Rodenstock HR 32mm f/4」、標準の「XT – Rodenstock HR 70mm f/5.6」がある。