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ニコンサロン年度賞「三木淳賞」の35歳制限が撤廃
作家の年齢に関わらず、今後が期待される作家に授与
2017年12月4日 15:06
株式会社ニコンイメージングジャパンは12月1日、「ニコンサロン年度賞 三木淳賞」の選考方法を変更すると発表した。これまで設けられていた年齢制限がなくなる。
三木淳賞とは、若手写真家の活動支援を目的とし、銀座ニコンサロン開館30周年を記念して誕生。35歳以下の公募「Juna21」で発表された作品が対象だったが、今年、ニコン創立100周年の際に始まった「Be a Photographer」の実施と合わせ、35歳以下の作家でかつ、すべてのニコンサロンで開催された写真展が対象に変わっている。
さらに今回、三木淳賞の選考方法が変更され、年齢にかかわらず選考の対象となるようになった。新制度は2018年度(第20回)より適用される。
2017年12月末までの選考・授与
対象年度において、ニコンサロンで開催された写真展で35歳以下の作家による最も優れた写真展を選考・授与。
2018年1月以降の選考・授与
対象年度において、ニコンサロンで開催された優れた写真展で、これからの活躍が期待される新進作家の写真展を選考・授与。作家の年齢に関わらず選考対象とする。
表彰内容に変更はない。彫刻家・山田朝彦氏の作品「無限」、制作支援金は300万円(THE GALLERYでの受賞後第1作写真展の制作支援金を含む)、デジタル一眼レフカメラが贈られる。
もうひとつの若手写真家支援活動となる「Be a Photographer」は、従来通り35歳以下が対象。
Be a Photographerの対象者には公開講評会「フォトレビュー」への参加、ニコンサロンでの展示開催の際の5万円支給、案内ハガキ制作費用の全額補助といった援助が受けられる。