ニュース
富士フイルム、等倍マクロレンズ「XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」
シフトブレ対応の手ブレ補正機構を内蔵
2017年9月7日 15:26
富士フイルム株式会社は、中望遠マクロレンズ「フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」を2017年11月に発売する。希望小売価格は税別16万8,500円。
35mm判換算122mm相当の画角を得られ、同社Xシリーズ用レンズで初という等倍撮影(被写体を原寸大でセンサー上に写す)に対応した製品。シフトブレ(水平・垂直方向の手ブレ)に対応する手ブレ補正機構も内蔵した。補正効果はCIPA基準で5段分としている。
レンズ構成は非球面1枚を含む12群16枚。フローティングフォーカス方式で、収差が顕著に現れるマクロ撮影時でも高い解像感を実現するという。フォーカシングでレンズ全長は変化しない。
鏡筒には絞り環を装備。防塵・防滴・耐低温-10度の仕様を持つ。また、レンズ前玉にはフッ素コーティングを施し、撥水・防汚機能を有する。
最短撮影距離は0.25m。絞りは9枚羽根の円形絞り。フィルター径は62mm。
最大径×全長は80×130mm。重量は約750g。レンズフードが付属する。
別売のテレコンバーターを使用可能。XF1.4X TC WR装着時には171mm相当F4、XF2X TC WR装着時には244mm相当F5.6となる。